4月1日23:42:35
インターネットの発達が大きな原因なのでしょうか。もちろんそれだけではないと思いますが、ビジネスの栄枯盛衰の激しいこと。時代が激しく変転する様をドッグイヤーというそうですが、いまやさらにそのスピードが増して、マウスイヤーというのだそうです。
昨日まで繁盛していたお店が、今日からぱったりとお客さんが入らなくなってしまう。売れていた商品が突然売れなくなり、あれよあれよという間に在庫の山ができでしまう。そのような光景を毎日のように目にします。
大変なのは経営者です。天国からいきなり地獄に突き落とされることになります。もちろん裏を返せばビジネスチャンスがごろごろ転がっているということですから、敗者復活のチャンスも多いわけです。
このような時代、経営者受難の時代といえるかもしれませんが、経営者として絶対に守らなければならない原則があるようです。それは「備えよ常に」です。あまりにも当たり前と思われるかもしれません。しかし現に多くの経営者を見ていると、さっぱりできていません。そして本当に痛い目にあってしまいます。
具体的には、実力以上の出費をしないということです。銀行なんかあてになりません。私も銀行員だったのでよくわかりますが、天気の日に傘を貸して、雨が降ると取り上げるのが銀行です。やはりいざという時に備えるためには、自己資本を充実させる以外にはないのです。
ところが人間は弱いなとつくづく思います。多くの経営者は、多少儲かりだすと、まだまだリスクが山のようにあるのに、いつ地獄が訪れるのかわからないのに、やたらと見栄を張りたがるようです。交際費を湯水のように使う。ベンツを買う。都心のマンションを購入する。
本来ならば、ビジネスにおける次の投資のための資金としなければならないのに消費してします。これでは会社としてなかなか体力がつきません。風邪を引いたら死んでしまうようなひ弱な体質ができてしまいます。
時代は変っているのです。いつ何時何が起こるかわからない。
経営者たるもの危険だらけの経営環境を理解して、ガッチリ基礎を固めるまではつつましくビジネスに没頭してほしいものです。
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